「授業はまじめに受けなさい」の理由

授業者になることがあるひとは同感してもらえるんじゃないかな?自分の授業で明らかに授業を聞いていないひとがいると、学ぶ気がないひと相手に自分はいったい何をやっているんだろうと空しくなるんだよね。授業に関係ないことをするひとを責めるとしたら、学生間の問題よりも、授業者のやる気を削ぐことによって授業の質を落とす可能性がある、というところに注目してほしい。大学の先生たちは十分にそれに慣れきっているようで、逆に珍しく全員が聞く気のあるメンバーでかたまったりすると、ふだんの何倍も面白い授業をしてくれたりするんだけどね。授業って先生がひとりでつくるわけじゃないんだ。その場にいるだけで、誰もが授業をつくる一員。…とかいって、いまも授業中に別の予習してたり、ケータイいじったりしているわたしです。